新機能 Amazon Connect のCustomer Profilesを設定してみました

記事タイトルとURLをコピーする

概要

Amazon Connect Customer Profilesが発表されました
簡単にCRMなどの情報をAmazon Connectと連携することができる機能となっています

aws.amazon.com

機能もリリースされていますので、早速設定してみました

環境

手順

Customer Profile ドメイン設定

Customer Profile Domainという新しいパーツができたようで、これを設定します

  • AWSコンソール→Amazon Connect→対象インスタンスを選択
  • サイドメニューに お客様のプロフィール (新メニュー)をクリック
  • お客様のプロフィールの有効化 をクリック
  • ドメイン名の指定と、KMSキーが必要になります

KMSキー作成

  • キータイプ=対称
  • エイリアス=MyCustomerProfileKey
  • アクセス許可設定はデフォルト
  • キーポリシーの確認と編集ページでポリシーを編集(追記)し、完了をクリックします

f:id:swx-shinsaka:20201204130623p:plain

お客様のプロフィールページへ戻り、KMSキーを指定、送信をクリックします

f:id:swx-shinsaka:20201204132619p:plain

統合設定

続いて、統合設定を行います

f:id:swx-shinsaka:20201204133141p:plain

Salesforceを選択します

f:id:swx-shinsaka:20201204133320p:plain

接続名を指定し、 Salesforceにログインする をクリックします
Salesforceのログイン画面からログインし、アクセスを許可します

f:id:swx-shinsaka:20201204133442p:plain

f:id:swx-shinsaka:20201204141333p:plain

確認ページで 接続されました 表示を確認、統合の作成 をクリックします

f:id:swx-shinsaka:20201204133805p:plain

統合の状態が 保留中 となります
バッチ処理になっているようで、今回は10分ほど経過するとステータスが変化しました

f:id:swx-shinsaka:20201204134008p:plain

f:id:swx-shinsaka:20201204134332p:plain

取引先(Account)と、取引先責任者(Contact)が連携対象オブジェクトのようです

f:id:swx-shinsaka:20201204134346p:plain

オブジェクトと項目のマッピングは下記ページに記載あります

docs.aws.amazon.com

Connectユーザの権限設定

ユーザー→セキュリティプロファイル→お客様のプロフィール という権限を設定します

f:id:swx-shinsaka:20201204135533p:plain

実装

実際に機能を利用するためには Amazon Connect Streamsを利用してWEBページを実装することになります
Customer Profilesアプリケーションを埋め込む形でCCPと連動する設計のようですね

github.com

確認

セールスフォースの取引先責任者を登録します

f:id:swx-shinsaka:20201204140353p:plain

Amazon Connectへ着信すると、自動的に検索され、該当する情報がサジェストされます
着信履歴も管理できるようです

f:id:swx-shinsaka:20201204141609p:plain

f:id:swx-shinsaka:20201204141543p:plain

※上記画面はサーバーワークスの AWS請求代行サービス「pieCe」 をご利用のお客様へ提供している「カスタムCCP」をベースにしたページイメージです

おわりに

Amazon Connect関連のアップデート、いくつも出てきていますね
下記ブログもご確認ください

blog.serverworks.co.jp